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VKFエンターテインメントpresents
VKF 17周年記念大会
WRESTLE NANIWA 2024
2024.8.3.(土)
大阪・アゼリア大正ホール
観衆【803名(超満員札止め)】

①オープニングタッグマッチ1/20
●後藤哲也&KEITA in THE HOUSE*

[10'08"フロッグスプラッシュ→片エビ固め]CHANGO&翔太○


〈寸評〉
VKF17年の歴史を彩ったメンバーによる対戦で真夏の祭典が幕開け。
曲者揃いの虚々実々な駆け引きが展開される中、

唯一ケレン味の無いファイトで躍動する後藤が奮闘したが、
CJANGO組の変幻自在な幻惑殺法に惑わされ気づけば翔太の必殺技が炸裂し惜敗を喫した。



②シングルマッチ1/20
○杏ちゃむ[08'55"あの日見た技の名前を僕はまだしらない]鶴姫花●


〈寸評〉
成長著しい愛媛のジャンヌダルクと関節技の天使による東西美女対決は

杏ちゃむが余裕綽々で鶴を痛めつける。
かわいい顔して容赦なくいたぶり続けるドSな展開が続くが

鶴も遠慮なく反撃し激しさを増すオンナのバトルに。
強烈な蹴りで鶴の動きを止めたうえで脇固めに極め、

鶴が逃げようとする足を取りデスロックに極めた状態でもう一方の腕も同時に極める脱出不可能の関節地獄で粘る鶴を仕留めた。



③ミクスド6人タッグマッチ1/20
TORU&SSAKI&●セニョール・エロティコ

[08'14"フロッグスプラッシュ→片エビ固め]大谷譲二○&しゃあ&菊タロー


〈寸評〉
異色のメンバーによるミクストマッチは女子同士の華麗な戦いやTORU

と大谷の合わせ鏡の様な技の応酬など予想外の展開が続く。
菊タローがSSAKIを素足に欲情してからはエロティコも触発されソッチの

方向に進むカオスな展開に。
その中でレフリーを使おうとしたエロティコだったが逆にレフリーのトラースキックを浴びてしまい間髪入れず大谷の必殺技に沈んで狙ったワンチャンは成就せずに終わった。



④タッグマッチ1/20
金本浩二&●小杉研太[09'55"スパインバスター→体固め]拳剛&定アキラ○


〈寸評〉
両軍ともに奇襲から始まるゴツゴツとした男臭い一戦は

ド派手な場外乱闘を繰り広げ観客の度肝を抜く。
バチバチのしばきあいでテンション上がる金本が顔面ウォッシュ大盤振る舞いで盛り上げる。
前戦で魂の試合を展開し絆が深まる拳剛と定が闘志むき出しで金本に襲い掛かる。
金本の鮮やかな払い腰から小杉のフルスイングラリアットが豪快に決まるもなんとか絶え凌いだ定が豪快すぎるスパインバスターを決め逆転勝利

試合後突如現れた大谷譲二が金本に対して宣戦布告。

次回12/25 同所での大会にて一騎打ちを直訴し挑発。
金本も一歩も引かずやり返し大乱闘の末一騎打ちを承諾し

次回大会でのシングルマッチ実現が濃厚となった。


⑤ハードコアマッチ1/60
○入江茂弘[15'01"ビーストボンバー→体固め]藤田あかね●


〈寸評〉
ハードコアレジェンドのミックフォーリーリスペクトのコスチュームで現れた入江と普段どおりのコスチューム姿で現れた藤田による性別を超えたハードコアマッチ。
序盤から椅子やバット、ラダーが飛び交う文字通りハードコアな展開の中、

藤田がもちこんだペール缶から大量の画鋲ならぬレゴブロックの上に叩きつけ藤田の背中に無数のレゴが刺さる凄惨な状況に。
入江が藤田の口の中にレゴブロックを入れてからのソッコークロー等で攻め込むも藤田もペール缶を入江に被せた状態でバットフルスイングなど目には目をでやり返す。
対する入江も雪崩式のバックフリップをペール缶の上に見舞うなど容赦ない攻撃から最後は剛腕で仕留めた。



⑥シングルマッチ1/20
○政宗[11'36"前方回転弓矢固め]ARASHI●
〈寸評〉
新旧ルチャ対決。

クリーンに握手から始まり序盤はリストの取り合いやレスリング勝負でじっくりやりあう。
ARASHIがトぺフェイントで牽制するが政宗は持ち前のいやらしい攻めで応戦する。
ARASHIは師匠譲りのフライングクロスチョップで反撃に転じるが高度かつ複雑なジャベ合戦から最後は政宗が変わった仕掛けの弓矢固めがガッチリ決まり勝利を収めた。



⑦タッグマッチ1/20
スペル・デルフィン&●スペル・デメキン[10'47"ラ・エスパルダ]ツバサ&ビリーケン・キッド○


〈寸評〉
十数年ぶりに泣き虫デメキンが復活し懐かしの兄弟タッグが実現、

対するは現大阪タッグ王者の豪華なカード。
兄の励ましを受けてデメキンが奮戦するも兄弟同士で同士討ちが数回あり好機を捕えられず。
弟の分までとデルフィンが奮闘し必殺フルコースを炸裂冴えるもツバビリーは

カットに入り決めさせない。
最後も同士討ちからビリーの妙技で終止符



⑧VKF選手権試合1/61
○谷口弘晃《王者》[16'13"スクリューパワースラム→体固め]《挑戦者》織部克己●
※第16代王者初防衛に成功


〈寸評〉
関西の中でも屈指の体格に恵まれた両者によるタイトルマッチは最初からエンジン全開で

チョップと蹴りが激しく交錯する真っ向勝負に。
場外でもド迫力のモンスターバトルを繰り広げ館内は一気にヒートアップ。
珍しく王者谷口が防戦に回るほど織部の蹴撃は見事かつ激しく王座交代への機運が高まる。
しかし王者谷口はここから気迫の猛追で鬼の反撃に転じ大暴れ。

ここからは両者の意地と気迫の咆哮バトルになり激しい消耗戦に。
両者ダウンの後死力を振り絞って蹴りとチョップを打ち合う二人の怪獣は織部の蹴り連打を受けたうえでの必殺技で王者が薄氷勝利を収め王座初防衛に成功した。


《試合後》
次回12.25クリスマス決戦の開催がビジョンにて発表された。

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